ヒロインスタイリングができること

AIがあればスタイリストはいらない?

スタイリストがお客様に提供できるサービスは、たくさんの情報の中から、好みやニーズにぴったりのものを見つけだすこと?着回しコーディネイトを提案すること?

もしも、誰もが服選びにまつわるメンドウなことから解放されれば、スタイリストの仕事は必要なくなる?

気になる問題について考えます。

既に、ファッションの世界でも展開中のAIによるサービス。
おすすめされた商品を「好き」か「嫌い」か答えることで、お気に入りのコーディネイトを提案してもらえる確率が上がっていくというのが、好評です。

“たくさんの情報の中から、その人の好みやニーズに合うものを提案”というサービスは、これからもどんどん進化し続けていくのは間違いありません。

買いたいのに買えない症候群

でも、ここで気になることが一つあります。
アラフォーのお客様からよく言われる
「買いたいのに、欲しいものが全然売っていない」
という言葉。

何でしょう、このギャップは?
一方では「たくさんありすぎて迷うからベストなものを教えて欲しい」状態だというのに。

私自身が感じているのは、アラフォーからは「好き」「嫌い」だけでは選ぶことが厳しくなってくるということ。

クローゼットの中のお気入りの服に違和感を感じたり、「好き」でも、「これはないわ」とあきらめる服が多くなっていくんです。

美意識が高い人ほど「好き」だけで着て「イタいオバサンになりたくない」と思っています。
「嫌い」な服の中に、自分を美しく見せてくれるものがあったりして…
背に腹は代えられないと、こだわりを捨ててそれを受け入れるか、「好き」を貫くか、悩みます。

①経験を積んで、好みがある程度はっきりしていること
②これまでのように自分の感性だけで選べなくなること

この2つの間のジレンマが「買いたいのに買えない」症候群の大きな原因です。

AIはこのモヤモヤを解消してくれるでしょうか?

 

服を通して転機をサポート

女性の場合
①20代~40歳ぐらいまでは色々試す中で、自分の好みを知る
②40代~60歳ぐらいまでは自分のスタイルを作る
③60代~は自分のスタイルを進化させる

というのが基本だと思います。
(これからすると、今のところAIは①と親和性が高そうですね)

差し出される選択肢の中から「好き」か「嫌い」か判断する受け身の立場から、なりたい自分をイメージして主体的に選択する自分軸を持つサポートをすること。

これはAIにはおよばない領域であり、ヒロインスタイリングだからできることではないかと考えています。

”女子(じょし)”から“大人の女性”へ―

お客様の進化にともなって、こちらの役割も、あたかもアイドルの衣装係から、女優を陰で支えるプロデューサーのように変わっていきます。

実際に私はこれまで、アイドルやモデルから転身したばかりの女優さんのスタイリングを担当する機会が多くありました。

変わらなければいけない転機に直面している人に、ただ外から見て似合うコーディネイトを提案するだけでは、オーラレベルで輝かせることはできないと痛感させられました。
その苦い思いから、心理とキャリアのカウンセリングの手法をスタイリングに取り入れようと決意したのです。

おしゃれに迷っているときは、人生に迷っているとき

今まさにそのときを迎えて、不安でいっぱいのあなたー

どうぞ安心していらしてくださいね。

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