似合う色というのは、その「色」の波長と、その「ひと」の波長がぴったり合うということ。
この“ぴったり”を探り当てる作業は、確かにある程度は訓練を積んで身につけるスキルなのですが、でも、やはり、なんというか、ちょっとスピリチュアルなにおいがするなぁと常々感じています。
理論的には合っているはずだけど…
なぜだかわからないけど…
何かがしっくりこない
違和感を感じて迷っていると、ふいにピンときた色が糸口になって、スルスルと謎が解けるように、その人を輝かせる色が明らかになっていくことがあります。
「わ~、こんな色が似合うんですね!」
そんなときには、お客様と一緒に興奮してテンションがあがってしまいます。
ご本人にとっても、診断する私にとっても、見えていないものを明らかにしていく作業。
そうなると、それは、その人を深く知るということ。
どんな人でも簡単にささっと答えが見つかるというわけにはいきません。
それは、もしかしたらこれまで
自分をどのくらい外に向かって表現してきたのか、
あるいは
表現する準備が既にできているのか
といったことに関係があるのかもしれません。
毎回真剣勝負。
とはいえ、「正解を見つけるぞ!」と必要以上に力むことなく、お客様と一緒に、隠れた魅力を発見する宝さがしの時間を楽しむように心がけています。
<補足>
ヒロインスタイリングでは一般的な4分類よりもさらに詳しく12分類を使ってパーソナルカラーを分析。ただ診断するだけでなく、なりたいイメージに近づくにはどんな色がおすすめかを提案しています。
好きな色と似合う色は違う!?
パーソナルカラーリストのスクールで衝撃を受けたのは、かなりの確率で好きな色と似合う色が違う人がいるということでした。